ペッツファーストで豆柴をお迎えされる方へ(旧)

豆柴の健康と幸せのために、ペッツファーストがすべきこと

私たちはペットを販売する会社として、その豆柴たちが健康な状態で家族と出会えるよう、店舗での健康管理を徹底しています。

また、契約ブリーダーと協力して適切なブリーディングを徹底し、
豆柴たちが先天性の遺伝子病によって苦しむことがない世界を目指して取り組んでいます。

豆柴特有の遺伝子病について

豆柴には、GM1ガングリオシドーシスという特有の遺伝子病があります。

GM1ガングリオシドーシスは、本来は代謝されるはずの物質が中枢神経や臓器に蓄積してしまい、様々な神経症状を引き起こす病気です。
多くは生後5〜6ヶ月で発症し、歩行不能や視力異常などの症状が出た後、わずか1歳程度で死亡してしまいます。

GM1ガングリオシドーシスを発症させる変異遺伝子を持っている犬は、全体の約1%程度と言われています。

ペッツファーストの取り組み

GM1ガングリオシドーシスのような遺伝子病は、
変異遺伝子を持たない犬同士の適切なブリーディングを行うことで、病気の発生を防ぐことができます。

ペッツファーストでは、GM1を発症させないブリーディングを徹底するため、
契約ブリーダーの元にいる雄の繁殖犬を対象に遺伝子検査を実施しています。

これまでの検査実績(2020年11月時点)

検査対象の犬舎数50舎
検査を実施した犬舎数50舎
検査対象の親犬の数600頭
検査を実施した親犬の数600頭
変異遺伝子を持っていた親犬0頭
↑表中の数値はダミーです

これまでに600頭以上の検査を実施しましたが、変異遺伝子を持っていた親犬はおりませんでした。

<親犬の数と検査数>

※検査実施数を地域ごとに集計して、地図上に掲載する予定です

ペッツファーストだけの”最強チーム体制”

学術的にも正しい方法で遺伝子病に向きあうため、
血統が追える健全なブリーダー×ペッツファースト獣医師×鹿児島大学のチームでGM1の研究に取り組んでいます。

Point 01獣医師による正確な血液検査

検査は全て、ペッツファースト専属の獣医師が自ら行っています。

ペットの扱いに慣れた獣医師が一頭ずつ血液を採取するため、人為的なミスが起こり辛くなっています。

また、血液は唾液や口腔粘膜などに比べて不純物が入りにくいため、より正確性に優れた検査が可能です。

遺伝病はペット業界にとって途方も無い課題で、蓋をしてきた風潮があります。また、「遺伝病の減少、撲滅」をゴールとした場合、検査対象が仔犬仔猫であること、さらに検査体制に疑問を感じます。
「何が正しいのか?」を追求し、ペッツファーストらしい方法でアプローチしたいと思い、地道にGM1の検査を行っています。

僕の世代では解決しないでしょう。我々の活動が、次世代に引き継がれ、ペット業界のスタンダードになることを願っています。

Point 02鹿児島大学の研究室との産学提携

ブリーダーの元で集めた遺伝子情報は全て鹿児島大学にてストック・管理しています。
これにより、新しい遺伝子病が見つかった場合にも、蓄積したデータを使ってすぐに交配の管理ができます。

また、動物遺伝子学を専門とする教授から適宜指導をいただいています。

柴犬のGM1ガングリオシドーシスは今や世界的に見ても獣医学上の周知の病気ですし、適切なブリーディングによって防ぐことができることも知られています。
柴犬の専門家であるブリーダーや病気の専門家である獣医師、ペットを販売するペットショップは、この病気を起こさないための対策を講じる責任があります。

ペッツファーストで行っている遺伝子検査は、病気の元を断ち、GM1に苦しむ豆柴が生まれないようにするものであり、とても素晴らしいものです。今後とも、協力してこの病気の病気の根絶に取り組んでいきたいと思います。

Point 03検査結果はブリーダーに確実にフィードバック

検査をして終わり、結果をブリーダーに通達して終わりではなく、
万が一変異遺伝子を持った親犬が見つかった場合には、その親犬を確実に交配から外すよう指導します。

当犬舎はペットの幸せを第一に考え血統中心に考え毎日繁殖に頑張ってます。そして一番大切な遺伝子の病気を発生させないように、全犬ペッツファーストさんに協力のもと、1番信頼の高い血液による遺伝子検査実施しています。
信頼の高いペッツファーストだから取引しています。

GM1に脅かされない世界を目指して

遺伝子病の苦しみからペットを守るためにすべきことは、問題の根源を断つこと。
つまり、遺伝子病を発症することのないブリーディングを徹底し続けることです。

GM1を患う子犬が生まれなくなり、日本からGM1に苦しむ豆柴がいなくなることを願って、
私たちはこの取り組みを続けて参ります。

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